うつ病下の「就職活動」がうまくいった3つの要因

うつ病

こんにちは。
本日は「就職活動」に関するお話をしたいと思います。

大学時代は先日までのnoteに書かせていただいた通り、うつ病治療と単位を取るので精一杯だったため、就職活動をしたのは大学院の修士1年の時です。

私が就職活動をしたときは、いわゆる買い手市場と呼ばれる就職難の時代で、国公立大学卒でも内定を得るのが大変な時代でした。
当時で言うと合同説明会が1月頃から始まり、早ければGW明けくらいに内定が決まるのですが、就活に苦労していた人だと夏頃まで内定が出ずに苦しんでいた人もいます。

では私はどうだったかと言いますと、結果だけを見ればGWを明けて少し経った頃に大手メーカーの内定を貰えたので、傍目には順風満帆に見えたかもしれません。
しかし就職活動中は不安と焦りと治療中だったうつ症状による不調でまったくと言っていいほど余裕がありませんでした。
面接に向かう道中はいつも吐き気と目眩がして、「ワイパックスを飲んでいるから発作は出ないはずだ」と常に自分に言い聞かせていました。
そんな中でも早い段階で内定が得られ、就職活動が上手くいった要因を下記にまとめます。

就職活動が上手くいった要因

①大学の推薦があった

高校時代に頑張って良い大学に進学の甲斐があり、大学推薦が多数あったことは非常に大きな要因だったと思います。
(人生で唯一、受験勉強が役に立った場面かも?)

今現在は学歴というものがどの程度の効果を持つのかはわかりませんが、もし人気のある企業に入りたいのであれば、採用人数に対して圧倒的に応募人数が多いことから考えても書類や初期面接で落とされにくい大学に進学しておくのは有利に働くのではないでしょうか。

②内定先企業でやりたいことが明確だった

企業選定にあたり、最初の選定基準は「まず潰れないであろう企業」と「ブラックじゃない企業」でした。
完全に保守的な性格と自信の無さから来ている基準ですね。

大学でプログラミングに触れていたことで就職後もIT系の仕事に携わることは決めていましたが、特に憧れの企業なども無く、正直に言ってしまえば働きたいとも思っていなかったので、他に基準がありませんでした。

当初はそんな状態で漠然と企業探しをしていたのですが、1社だけ大手企業の中で珍しく大きな変革を行う会社が目につき、会社の大変革をするならシステム面でも必ず大きな変革があるはずと思い、運良くその企業への大学推薦もあったので志望しました。

どこの企業を志望しても、最初に必ず聞かれる最も重要な質問は「志望動機」ですよね。
なので、それが明確であったことは非常に大きかったです。
上辺だけの取り繕った回答をしても、相手には基本的にバレます。
もちろん、それでも様々な事情から内定を出す企業はあると思いますが、競争率の高い企業であれば難しいでしょう。

③恐怖や怯えを表面には出さずにいられた

大学生活の中で、常に周りの人に対して怯えていた私ですが、それ以前の学校生活での教訓から怯えを表面には出さない術を身につけていました。
ビクビクおどおどしているといじめられるので、虚勢でも良いから堂々とするフリをしていたわけです。

就職活動の面接で言えば、面接時間は長くても30分にも満たないので、そんな短時間で虚勢を張っていることを看破してくる人はまずいません。
そして、悟られなければ堂々としているように見えるので、あとは用意しておいた志望動機を話して、聞かれたことに真正面から答えるだけです。

ビクビクしていると自信が無さそうに見えます。
おどおどしていては気持ちのいい会話のキャッチボールは出来ません。
「自分が採用面接官だったら?」と考えてみるとわかりやすいですが、自信が無さそうな人はどうしても仕事が出来なさそうに見えるので採用したいとは思えないですよね。
また、質疑応答というキャッチボールがぐだぐだでは、「採用しても会社の人とも円滑にコミュニケーションが取れないではないか」と思われてしまいますよね。
このことは、営業や接客に限らずどんな職種であっても求められる基本的なことだと思います。

それでは本日はこの辺りで失礼します。
明日は、「社会人生活とうつ病からの脱却」について書く予定です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました